全体に流れる不穏な空気それにしても何で家族中が呪いみたいな現象を無条件に受け入れちゃうのか、そこら辺の葛藤を描かないのが自分としてはどうにも腑に落ちなくて物語に今一つ入り込めなかった。決して好きなタイプの映画じゃないし、コリンファレルが誰を差し出すか決められず、目隠ししてロシアンルーレットをしているシーンは人間の弱さみたいな物を突きつけられてるみたいで物凄く不快な気分にさせられる。
ストーリーは置いといて、命の等価交換を迫る主人公を演じた俳優にどこか見覚えがあるとググってみるとダンケルクで一般市民の船員だったことが分かりつくづく存在感を醸し出せる実力のある俳優だと思った。まぁ自分的に評価できるのはそこだけかなぁ