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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのhebのレビュー・感想・評価

3.4
開幕のカットから「これ最後まで見れるかな…」と不安になりながら鑑賞。
序盤はとにかく静かに状況だけが映し出され役者の演技もなんだか無機質で何の話かほとんど分かりませんが、徐々に報いや罰の話なのだろうか、と朧げに見えてきます。
物語が進むにつれてどんどん追い込まれていく主人公とその家族、崩壊する関係性などはウィッチなんかを想起させる部分もありますが、好きになれるキャラクターが一人もいません。

結局ラストに至るまで良い事はひとつも起こらず仕掛けらしい仕掛けも用意されているとは思えないので、気持ちがずーんと落ち込んでいくだけで終わってしまいました。

元になるお話があるようなのでそちらを少し勉強する必要がありそうです。
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