そちょ

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのそちょのレビュー・感想・評価

4.2
開幕早々ほとばしるこれはやばい映画だぞ感。前半は特に抑揚がなく、血の通っていない会話が飛び交っていてどこか不安定で不穏さが滲み出てる。こんな不安な気持ちになったのは今年に入ってミッドサマーを観ている時ぶりくらい。音響がまた不安を煽る。

青年を見ているとどこか不安な気持ちにもなるし、パスタのシーンが印象に残りすぎる……ずっと湿気の多い雨の日を過ごしている気分。
ラストは救いなのかどうか判断しづらいのがまた後味の悪さを引き立ててきました。
びっくり要素もないし、そこまでグロくはないので後味の悪い映画としてオススメしやすそう。
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