エウリピネスによるギリシャ悲劇
『アウリスのイピゲネイア』をモチーフに
現代風にアレンジした作品。
サスペンス、オカルト、スリラーを
ミックスしたような系統です。
マーティンを怪演した
バリー・…
吹替で観てて登場人物がみんな熱の無い声だしBGMが不協和音のようだから違和感があったのだけどこういう展開なのね。事態の不明さも不気味だけど対する家族ぞれぞれの思惑、行動の違いも妙に生々しくて怖い。キ…
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最初の心臓手術シーンから、ただならぬ何かを感じましたが、やっぱり凄かった。
まず、役者全体が素晴らしく特に
ニコールキッドマンは終始、謎めいた、喜怒哀楽をあまり出さない母親、
バリーコーガンがさら…
このレビューはネタバレを含みます
命とは?絆とは?責任とは?をまたシニカルに描き切ったヨルゴスさんらしい作品。後半、張り詰めた場面なのに吹き出しそうになってしまったシーンが幾つかありました(^^;) 黒いドレス、全身麻酔・・・(苦笑…
>>続きを読むちょうどご飯を食べながらこの映画を見始めたんですが、初っ端からやばい。鼓動する心臓のズームアップ・アウトで早速気持ち悪くなりました。
1人を殺さないと3人全員死ぬという中学生が思いつきそうな設定をで…
ロブスターを手がけたヨルゴス・ランティモスの作品です。
ロブスター同様、癖のある映画です。
物語もそうですが、独特なアングルは映画の中にズルズルと引き摺り込まれてしまいます。
ちなみにマーティ…
行きそびれてしまった映画をTUTAYAレンタルで鑑賞。
ニコール・キッドマン、コリン・ファレル、バリー・コーガンの出演している終始不穏な空気の漂うオカルトファンタジーと言うか、サスペンスホラーと言…
感想川柳「傷口は 触るとかえって しみてくる」
レンタル店でパッケージ借りでした。。φ(..)
郊外の豪邸で暮らす心臓外科医スティーブンは、美しい妻や可愛い子どもたちに囲まれ順風満帆な人生を歩ん…
『聖なる鹿殺し』
今年一番楽しみにしていた映画。
「籠の中の乙女」「ロブスター」と普通ではない作品で魅了し続けてきたヨルゴス・ランティモス監督の新作は、またしてもヤバい。もう彼を天才と呼ばずになんと…
【「不気味」という言葉が似合う映画】
オープニングから異様な空気感を放つ作品。
色々な意味が理解出来ないまま作品が進むけれど、なんだか観客を無意識的に惹きつける魔力のようなものさえ感じる。
…
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