ヨルゴス監督の『ロブスター』を鑑賞し、今回の『聖なる鹿殺し』で2作品目。
どちらも、独自の雰囲気・不思議な物語・考察したくなるラスト、この三拍子が揃った見応えある作品。
とくに今回はストーリーに…
・この監督、本当に人間の普段見えない嫌なところ、弱いところを描くのうますぎるよなぁ!!
・終始不穏なBGMでずっと嫌な気持ちになる。特に何かが起きるまでがずっともやもやした
・奥さんが冷静な賢い人で…
映画がその領分として、最も雄弁に物語ろうとするものは、テーマでもモチーフでもドラマでもなく、もしくは人物や世界像でもなく、それらを総合したうえで最終的には消失していくような、空間描写と時間描写の織り…
>>続きを読む最初から最後まで不気味な作品。最初からもう、不気味さが漂ってるし、登場人物たちの、感情のこもらないセリフがどうも...。あらすじ通りの展開で意外性もなく進んでいって、そして終わり。え?何でそういう…
>>続きを読む上品かつ不快極まりない映画。ウェッジウッドの高級皿にうんこが乗っている感じ、といえば大袈裟かもしれないけど、高尚さが人間の卑劣な部分を際立たせている作風はすごく面白かった。
夫婦役二人ももちろんだけ…
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