Sinamon

ナラタージュのSinamonのネタバレレビュー・内容・結末

ナラタージュ(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

大学生の工藤泉(有村架純)の元に、高校の時に所属していた演劇部の恩師・葉山貴司(松本潤)から突然連絡が入ります。
演劇部員が減少し、公演を行うことが難しくなったため、卒業生である泉に力を貸して欲しいと頼む葉山、快く引き受けた泉でしたが、稽古を通じて葉山と過ごす日々に、懐かしさと葉山を好きだった高校時代を思い出していく泉でした。
高校の卒業式に、一度のキスで止まった二人の時がまた動き始めたのですがそれはとても切ない恋でした💔

恋って何だろう。人を好きになるって何だろう。それらについて感情の奥深くまで考えさせられる映画でした😌

どんなに大切に想っていても、どんなに真っ直ぐに想っていても、どんなに泣き叫んでも叶わない恋はあるんだな~とつくづく考えさせられる映画でした。

泉と葉山先生のセリフが少なく、暗いシーンが多いのですが、その恋の重みや深み、切なさを感じとる事が出来るのでとても良かったです😌

松本潤さん、有村架純さんがこの役にピッタリでとても素敵でした。

途中、泉がこのままではいけないと思い、坂口健太郎さんが演じる小野君と付き合うのですが、泉の心の中には自分がいないと感じる小野君が段々嫉妬で狂っていきます。「手をついて謝って」とか「靴脱いで行って」とか言った後に抱きしめて「ゴメン」って言うシーンには切なくなりました💧
坂口さんの演技もとても素晴らしかったです☺️ 👏

雨☔️のシーンが多く、この映画には雨☔️がピッタリで、後ろで奏でるBGM🎼も心地が良くて忘れられない映画になりました。
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