正直、面白さがよくわからない映画だと思った💦
特段わかりにくい映画ではないと思うのだけれど、とにかく感情移入がしにくい映画だった😰
私の感じたこの映画全体のテーマは「不合理」。
この登場人物たちは、言っていることとやっていることが少しズレてる。
気持ちがないのに優しくしちゃう葉山先生(松本潤)。
好きと言いながら結局は支配欲に溺れた小野くん(坂口健太郎)。
自分でも何を求めているのか次第にわからなくなってそうな泉(有村架純)。
こうやって不合理なことをしてしまうのが人間だ、っていうことを言いたいのでしょうか😨
ナラタージュとはいわゆる回顧録📗のようなものですが、ではこの映画は過去の何を再現できたのか。そもそもこれはむしろ未来への話ではないのか、と気になりました。
ところで小野くんはかなりネチネチとした感じがしてて、あの役を演じた坂口健太郎さんの演技はすごいと思う。
誰かが死にそうな場面であっても自分たちのことしか考えられない登場人物たちには、正直まったく感情移入できなかった。