福福吉吉

マンハントの福福吉吉のレビュー・感想・評価

マンハント(2018年製作の映画)
2.0
製薬会社の顧問弁護士であるドゥ・チウ(チャン・ハンユー)は、同社のパーティの翌朝、目を覚ますと横に女性の死体があり、何者かから殺人犯に仕立てあげられる。ドゥ・チウは逃亡を図るが、警察の追跡は厳しく、敏腕刑事の矢村(福山雅治)が追い詰める。しかし、事件に疑問を持った矢村はドゥ・チウとともに事件の真相を追うようになった。

事の顛末があちらこちらに飛んで、ストーリーが非常に把握しづらかった。製薬会社の社長が雇う女性スナイパーの人柄や生い立ち、元製薬会社の開発員が新薬開発のいざこざで死んだ話、貧民街への製薬会社の危険な人員募集など、もっと集中させて描写すればいいものを細かく話が分散していて繋がりが分かりにくかった。また、本作の肝となるはずの新薬の中身が非常にリアリティに欠けており、一気に気持ちが冷めてしまった。
ドゥ・チウと矢村の大阪での追いかけっこや、ドゥ・チウと矢村が共闘して追っ手と戦うシーンなど派手なアクションは良かったと思います。
アクションの派手さで最後まで観ましたが、どうにもストーリーが受け入れにくい。イマイチな感じでした。
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