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CLOSING TIME クロージング・タイムのrobのレビュー・感想・評価

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2016/08/03
妻子がいなくなり、喪失感に苛まれ、少しでも孤独を埋めようと酒、煙草、女に明け暮れる男の話。観る人を選ぶ作品だとは思いますが、今にも壊れてしまいそうな雰囲気が退廃的で惹き込まれます。行きつけのBARも閉店し、帰りたい場所がない男が明け方の街で煙草を銜える場面がモノクロだったのが印象的。しかし、妻子がいなくなってしまった経緯が、この作品には少し不釣合いだったかな…とは思います。北村一輝と夏木マリの演技が良かった。
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