22年目の告白 私が殺人犯ですのデミグラスソースのネタバレレビュー・内容・結末

メタ的な視点で観ると曽根崎の正体や真犯人は比較的早期に分かってしまって｢どんでん返し」で仰天とはならなかった。それでも、不快感や恐怖心、緊張の走るシーンが印象的で心揺さぶられた。高い評価をしたいが、個人的には感情的すぎる警察や殺人犯を持て囃す世間が非現実的すぎて気になってしまった。
あと無粋かもしれないが、犯人が事件を起こさなかった期間どうやって衝動を抑えていたのか疑問が残った。動画で事足りたのだろうか。他にも殺人を犯したとして、几帳面な犯人の事だから違う手口を使うとも思えないし、使っていれば直ぐに同一犯による犯行だと断定されるだろう。