絶対有り得ない内容ながらもここまで練られた内容は素晴らしかったし、どんでん返しも素晴らしかった。
伊藤英明の今までのイケメン俳優としてのイメージから演技派としての転換もかなり好感がもてたが、なんと言っても藤原竜也の演技の巾の広さには何時も驚かされる。
冒頭の記者会見で犯人が警察とマスコミを批判したシーンは少し気持ちよかった。更に犯人をアイドルの様に持て囃すシーンや本を出版した編集社の異質感は有るが事実そう言う会社や人がいるだけに何とも言えない気分にも。終盤での緊迫した展開と意外性は全く読めなかっただけにとても面白かった。
序盤からかなり不快感のある内容だが、ラストへの展開は素晴らしいし、感動もあり韓国版とは別の日本の制度を使いかなり楽しめた作品だった。
