TakahisaHarada

百年後の或る日のTakahisaHaradaのレビュー・感想・評価

百年後の或る日(1932年製作の映画)
3.5
タイムトラベル系の短編。
1933年の作品なのに1942年の世界大戦描かれててすごい、と観ながら思ってたら、観た後で1933年にはテレビも核分裂も一般の知るところじゃなかったことを知り鳥肌…。

思ったよりぶっ飛んだラストも印象に残る。過去の霊が乗ってるせいでロケットが火星にいけず十万億土(=極楽浄土)に向かってしまう、皆さんさようなら、という何とも不気味な終わり。
計器が淡々と状況の悪化を伝えてくる怖さは最近の「ファースト・マン」なんかでも見たなと思った。

https://www.youtube.com/watch?v=JW7wxNnerec