面白かった！
音楽のジャンルのメタル系のお話かと思ったら、メタルは金属のメタル。
これまでにも聴覚障害を取り上げて、聴こえを似せたものってあった気がするけど、やっぱりとてもリアル。
この映画では、特に最近まで聴こえていた後天的な障害で、聴こえていた時の音楽に溢れていた生活時と、聴こえなくなった葛藤時、聴こえなくても充実した生活時、手術した後、そしてラストと色んな聴こえの音を駆使していて、そこがとても良かった。
日々音がうるさい生活をしていたルーベンは、静かな場所で座ることさえできない。
このシーン、普通に生活している私たちにはちょっと理解が及ばないけど、それくらい音に溢れた生活をしていて、実は自分の心に向き合ってこなかったということだろうな。
このシーン私はツボに入ってしまったんだけど、日本語吹替で観ると面白いです。
うまいうまいうまい！
タイトルが「聞こえないということ」ではなくて、「聞こえるということ」なの、良いな。
