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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~のKIKIのレビュー・感想・評価

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突然耳が聞こえなくなってしまったルーベン。
無音の世界でもがき、自分と向き合っていく。
難聴になった事は誰も悪くないからこそ、やり場のない気持ちから自暴自棄になるルーベンもそれを必死に支えようとするルーも見ていて辛くて切なくて苦しくなった。

幸せの形は人それぞれで、好いている同士だから一緒にいることでお互いが幸せかどうかは分からないんだなと感じた。
心がじんわり暖かくなるとても考えさせられる作品。

作中自分が難聴になったかのような疑似体験が出来る音響演出は素晴らしいと思った。
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