個人的に、学生時代にアメリカの田舎町にホームステイし、馬が好きで乗馬をしていたこともあり、楽しみにしていた作品。
でも本作の主人公チャーリーは、当然ながら、僕のような甘っちょろい旅行とは全く違います。
過酷な境遇を生き抜き、自分の居場所を見つけるのに必死です。
主人公に転機が訪れてからも、現実はそう甘くないとばかり、苦難が待ち受けます。
でもチャーリーはあきらめません。だから「ちょっと長いなあ」とか、観客もあきらめてはいけません。(笑)
きっと感動が待っているから･･･
なんでも2010年にウィリー･ヴローティンが書いた小説『Lean On Pete』が原作らしいです。
キャストもよかったなあ。
主人公役のチャーリー・トンプソンも自然な演技で、惹き付けられます。
それに久しぶりにスティーヴ・ブシェミを見て、歳を取ったことにびっくり！
それはお互い様かと、妙に刻の流れを感じるのでした。(笑)
それはさておき、点数に惑わされることなく、自然体で観て欲しいと思う作品です。
