彼の背中に100万回のエール物語。
エンストしそうな姿に
ハラハラしながら、
心が破裂するかと思った。
それでもわずかに確かに残ってる愛を
羅針盤に走り続ける姿や、
心が水を吸ってフワッと
膨らむ姿に心打たれた。
焦燥感と緊張感、
孤独感と罪悪感…
色んな感がゴロっとしてて、
ずっと願いながら観てた。
この気持ちはたぶん
ずっと続くと思う。
絶望でも希望でもない希望感。
ザライダーもだけど、
馬と青年の相性て抜群やな。
馬の儚げな眼としなやかな
筋肉、繊細さが何とも良い。
根性のないわたしは、
荒野に出る勇気もなければ
お花畑を愛でる余裕もない。
でもできるなら
荒野でもお花畑作れる人生がええな。
