吉村公三郎:原作・監督
新藤兼人:脚本
1947年作品。
戦後の没落華族の、最後の打ち上げ花火のような舞踏会の一夜。
本当に華族制度というものが存在したのだなぁ。大仰だが美しい日本語。主人に使える使…
映像が見づらいのが難点だけど
原節子さんに魅せられて
最後まで観せられた
洋館の舞台が
とってもお似合い
時代の波にさらされた
華族のお嬢様
滅びゆくお家の
最後の打ち上げ花火のような
舞踏会…
プライドにしがみつくしかないやるせなさは、狡猾な策略の前では、廃退の美学になる。蠟燭の光のようなはかなげでくすんだ世界に、太陽の光のごとく、生き生きとした原節子さんの存在は、未来に立ち上がる勇気や、…
>>続きを読む原節子見たさに。
皆なぜかコテコテの演技でなかなか見るのに疲れた。
作品の良し悪しは分からないけれど、奇しくも今日は終戦記念日。闇屋が蔑まれる描写が多々あるが、華族ではない一般市民は国の配給制度で…
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