のりまき

ツイスターののりまきのレビュー・感想・評価

ツイスター(1996年製作の映画)
-
恐らくアサイラムの教科書。
ディザスタームービーの中でも群を抜いたクオリティ。
結構無茶な話だが、フツーの人たちがちょっとイカれてるチームを描かせるとヤン・デ・ボンは本当に上手い。
ビル・パクストン、亡くなった時に「エイリアン」「ターミネーター」両方と戦ったと紹介されていたが、これこそ主役。
チーム全体がキチガイで婚約者は気の毒。気の毒にしないために「悲しくないの」と言わせている。
チームが白人ばかりでちと気持ち悪い。一番イカれているのはロック好きのフィリップ・シーモア・ホフマン。
ダメ無茶展開をカバーするのはマーク・マンシーナの重厚な盛り上げスコア。
ヴァン・ヘイレンが主題歌を担当し、エンディングほ書き下ろしらしくドンピシャ。ギターが泣くインストゥルメンタル。音楽の力、大きい。
のりまき

のりまき