Lila

ツイスターのLilaのレビュー・感想・評価

ツイスター(1996年製作の映画)
3.4
先日久しぶりに「スピード」を観てから、観たい欲求高まってたところ、ちょうど今週からMAXで配信開始!タイミング良過ぎて嬉し過ぎます!

「スピード」と同じで荒くてアナログな古臭さもありますが、キャラが立ってて観やすく、シンプルなパニックアクション映画です。何も考えずに楽しめるのが何よりの魅力です。ストーリーないですw 音楽も正に90年代。

今は亡き、ビル・パクストンが勇ましく(横顔が好き)、フィリップ・シーモア・ハフマンが若くて活き活きしてて懐かしい。もういないなんて寂しい。ヘレン・ハントも懐かしい、この頃絶頂期でした。この現場でなんで服の上下白なのか、無鉄砲に映えるからですよねw

序盤早々に婚約者置き去り!喧嘩しまくり!この関係は長続きしない!ジョーは取り憑かれてて、仲間も揃ってみんな大分狂ってますからね。その狂いっぷりのハイとロー乖離が激しいんだろうなあ。

オープニングで、なかなか離婚書類にサイン演じるジョー。こんなジョーに付き合ってくれるのもビルしかいない。まだジョーがビルを好きだからこそ、ビルも心底陶酔できるものの中心にいるのがジョーだからこそ、超王道のハリウッドエンディングは爽快感ありました。「スピード」と全く同じエンディングですw 出会ったばかりじゃなくて関係性あったってことで、原点回帰のお話です。

技術面のところはどうしても古く感じるので、25年ぶりに見ると人間模様を見ちゃいますね。どれだけ映像が進化しても、映画が生きていくためには、キャラクターは不可欠です。

制作総指揮にスピルバーグがいますが、監督だったら、どんな作品になっただろう。
Lila

Lila