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フェリシーと夢のトウシューズのLOのレビュー・感想・評価

2.9
原題は「Ballerina」バリレーナ。邦題の「フェリシーと夢のトゥシューズ」とありますが、トゥシューズに特別な要素は感じられませんでした。特別なトゥシューズの出る場面もありません(笑)

他の方が述べてるかもしれませんが。話は完璧にいい話…というワケにはいかないようです。主人公フェリシーが転機であるバレエ学校への入学は、入学許可証の盗みと騙りなので。
孤児院脱走し夢のバレエダンサーになりたいから、自分の宝を壊した 裕福な家庭の子供から 復讐を兼ねて盗んでチャンスを得た…という経緯。
こうして振り返ってみると うーん…って思います。個人的に。
完全孤立して貧しい少女、自分の大事な宝物をぶっ壊される。
ぶっ壊した相手方もどうかと思う。
世の中、白か黒かだけでなく、グレーとか色んな色もあるので、「これは絶対ダメだ!」というのも言いづらいんじゃないすかね。


見所。
・見始めてから知ったのですが、エッフェル塔と自由の女神が建設途中である場面から、舞台は1880年くらいのフランス。
古いフランスの街並みや装飾などを見るのは楽しいかもしれません。
・キャラクターの動き。しなやかさ。ダンス。
メインはバレリーナ・ダンスというだけあって、CGアニメーションには軽やかさ・しなやかさが目立ちます。


…。
映像と音楽は絡み合ってて見応えありますけど、演出・物語は特に目立つ部分無かった気がするので、この点数にしました。
キャラクターの動き・バレエダンスの動きが見たいので、何度も観てしまいますけど。
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