果糖

ブリュッセル、60年代後半の少女のポートレートの果糖のレビュー・感想・評価

4.5
学校フケて映画館に潜り込んで男の子と出会って街をふらついてカフェでべしゃり倒してレコードを万引きして親戚の家に忍び込んで、踊って寝てキスして…。全てが欠けることなく、それでも何もかもが決して十分にはならない。ヒロインが女友達に向ける痛切な視線。向かい合う二人の横顔を行き来するパンの、なんとも甘美なこと!
果糖

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