よく分からない作品。
実話だから仕方がないのか、共感は薄く、感動もしない。
いや感動している場合と違うでしょ。
プアホワイトから抜け出すアメリカンドリームの一つのかたちなんでしょうけど。
虐待定期の毒親でも子どもは親を愛してる??って事実がありますよってオチ…。
家族は素晴らしい!だってさ。
エンディングに実在の人物が出てきて、あまりに単純化したオチをエビデンスで正当化しちゃいます。
現実の本人たちが良ければ、それには何も文句はないですけどね。
ただ映画としてはどうかと思うのも観客の勝手なので。
虐待はしつけの範囲だから我慢すれば最後は家族愛で救われる、そして感動、なんて作品は底が浅過ぎます。
ブリー ラーソンさん、ウディ ハレルソンさん、ナオミ ワッツさん。まさに実力派でしかない俳優をオールスターでキャスティングしておきながら、仕上がりは歴史的ポンコツです。
無駄づかいしないで〜。