「ボーン・スプレマシー」と「ボーン・アルティメイタム」でタッグを組んだポール・グリーングラス監督とマット・デイモンが、再びタッグを組んで製作されたスリラー映画
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「グリーン・ゾーン」とはバグダード市内10k㎡にわたる安全地帯のこと。この物語はアメリカ占領下のグリーン・ゾーンで繰り広げられる。
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誰もが知ってるように“大量破壊兵器”なんてものは見つからなかったのだが、その大量破壊兵器をめぐって起きた戦争と戦争を引き起こしたアメリカを痛烈に皮肉った戦争映画
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よくアメリカでこの映画が製作されたなとは思ったが、アメリカ批判だと叩かれたり、興業収入も伸びなかったことから、アメリカ人は何だかんだ言って自分たちが正義だと思ってるんだなって感じたね
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アメリカの問題を批判し続けてるドキュメンタリー監督のマイケル・ムーアは誉めてたみたい
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でも、イラク戦争におけるアメリカの失敗をアメリカ人の兵士とCIAなどが捜索してるから、結局アメリカの失敗はアメリカ人が正すっていうことで、完璧なアメリカ批判にはなってないけど
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ポール・グリーングラス監督は相変わらず切迫した状況での緊張感あるシーンを撮るのがうまいね。マットとの息も合ってるし、ハンディカメラで撮った映像にはリアリティがあった。
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昔は二等兵とか演じてたマットも出世して隊長なんか演じるようになって貫禄出てきた。それにしても、マットは軍人がよく似合ううれしい顔作品の内容は賛否両論だけど、マット・デイモンはいつだって見ごたえある俳優だな
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CIAのマーティを演じたブレンダン・グリーソンは個性的な俳優だから印象的だけど、「ハリー・ポッター」シリーズのマッド・アイ・ムーディのイメージが強すぎる
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アメリカが製作したイラク戦争批判の映画ってことに価値がある作品だね