禅と骨に投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）- 2ページ目

青い目の禅僧ヘンリ・ミトワさん
この方の人生は波乱万丈
大胆不敵で自由奔放
愉快痛快で失望落胆
腹が立って笑えて泣けてイライラするし
脱帽するし
とんでもない野郎だけど愛おしい
そんなヘンリ・ミト…

ヘンリ・ミトワという人にこの映画で出逢って別れがきた。2時間で、たった2時間でそんな気持ちになって、お別れの時はさみしい気持ちでいっぱいになった。
さようなら、ありがとう、ヘンリさん。そういう感想。…

・史上初の予算ゼロ映画
(監督談)
・母と自分のつながりを描きたかったミトワとその家族の物語
・禅と生涯向き合いながらも、家族をひっぱたいてしまうミトワの愛おしさ
・松永さんがいちばんミトワの想いに…

ドキュメンタリーを作って、壊して、作って壊して、直して、新しいのを貼って、なんどもなんども、八年もの時間をかけて、あらゆるジャンルを駆使して、作られた作品。それはヘンリミトワの人生のようで、禅に集ま…

禅僧のイメージとはかけ離れた欲に従順で、自分勝手に生きた人のドキュメンタリー。奥様が器が大きい人だから家族が持てたのだと思う。それだけ魅力がある人なのだろうけれど。変人。心の何処かに母への想いがある…

一人の人間をドキュメンタリーで描くとき、必ず作り手側が収めたい枠が生まれちゃう。どんな人間も作り手の思う通りまっすぐ進まないし、矛盾に充ち満ちていてる。それらを編集で切り貼りしながら構成していくのが…

赤い靴から始まる物語。
京都天龍寺の禅僧・ヘンリ・ミトワの生涯を追ったドキュメンタリー。
こういう作品を観ると、世の中には本当にいろんな人がいると改めて思う。
アメリカ人の父と日本人の母の元に生まれ…

ドキュメンタリーでもあるし、ドラマでもあるし、アニメでもあるし、枠がない映画であることそのものがもはやヘンリー・ミトワそのもののよう。洒脱で気難しくて、まるで二律背反でできあがったみたいな人。生身の…