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禅と骨のmdrのレビュー・感想・評価

禅と骨(2016年製作の映画)
4.8
ドキュメンタリーでもあるし、ドラマでもあるし、アニメでもあるし、枠がない映画であることそのものがもはやヘンリー・ミトワそのもののよう。洒脱で気難しくて、まるで二律背反でできあがったみたいな人。生身の人間だった人が骨になるのは何度見ても、自分の身体が乾くようなむず痒い感覚だ。

映画らしい映画で、平日たまた間立ち寄った名画座で映してて欲しいような一本です。日本人である以上、日本文化に向き合わなきゃいけない使命感みたいなもの勝手に感じとりました。
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