あられ

ルパン三世 生きていた魔術師のあられのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小林清志さん追悼④

1stシリーズ2話”魔術師と呼ばれた男”の続編OVAでマニア向け。名作に余計なエピソードを付け加えても、前作は越えられないですね😆

”魔術師と呼ばれた男”では、指から火を放ったり、空中を歩くパイカル。しかも、ハジキや手榴弾、バズーカ砲まで効かない。そんなパイカルの魔術のタネである3枚のフィルムを不二子が盗んでルパンに。巻き込まれるルパンww

ルパンはパイカルの魔術を解明し、フィルムが無くなったせいで、パイカルはルパンに敗れ、火だるまになって川に転落して終了。生死はわからずじまい。

寡黙なパイカルとクールなルパンの戦いは面白味があり、不二子は“私が2人の人を同時に愛してしまったからなの“ なんて言ってたので、水面化ではパイカルとルパンと不二子の三角関係を示唆している大人のストーリーで人気も高かった…。この続編ができたと聞いた時はめちゃくちゃ興奮しました😆


“生きていた魔術師”では、パイカルは生きていて、ルパンへの復讐の機会を狙っているというストーリー展開。そして、パイカルとルパンの”天球の水晶"をめぐる死闘が繰り広げられる…。

不二子をはじめ三人の女性のヌードシーンやパンツ履いてない女性とか、物語に全く関係なさそうなサービスカットが豊富でしたw 1stシリーズを模倣したつもりが活かしきれず、いらないギャグが投入されるせいでパイカルとルパンがかっこよくない😆

不二子にこだわるパイカルがめっちゃしゃべっていて、前作の良いところが踏襲されてないのが悲しいですwまた、必要不可欠な回想シーンがコミック風でよくわからないw せめてきちんとした回想シーンを作成し、導入すればよかったのに…。そして、肝心のストーリーが雑すぎてつまらない😰

次元はと言えば、未知のアレルギーのせいでくしゃみが止まらず、ついでに超敏感な聴力をゲットw メカ鳥を鳥笛で操るパイカルもびっくりの活躍でした。最後はそれが仇になりますが…😆

ラストはまたパイカルの生死不明で終了w もしまた続編を作るなら、寡黙なパイカル&思いっきりハードボイルド風に振って欲しい😆
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