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ブルー・シーズンのtetsuのレビュー・感想・評価

ブルー・シーズン(2013年製作の映画)
3.0
短編映画を探していると発見したので、鑑賞。

密室に閉じ込められた女性。
彼女の唯一の命綱は、遠隔でつながったある男性の声だった。

スターウォーズ新三部作の主人公を務めたデイジー・リドリーさんが、主演を務めた初期短編。

2001年のワシントンDCを皮切りに、世界各地で開催されている「48時間映画祭」の企画で作られた作品のひとつ。

ちなみに、48時間映画祭とは、脚本から撮影、編集まで、たった2日間という限られた時間で映画制作を行うイベント。

参加者はランダムで与えられたお題に合わせ、作品を作ることになり、本作でも、オープニングのテロップとして、そのお題が写し出される。
(動画の概要欄にも掲載されている。)

『セルラー』やら、近年で言えば『ギルティ』を彷彿とするオープニングに、ワクワクとはさせられるものの、比べてしまえば、尻すぼみな印象は拭えない。

とはいえ、短時間でこれを作ったこと自体には、かなりセンスを感じられる。

また、他の方のレビューでも書かれているように、スターウォーズシリーズの祖であるジョージルーカスのデビュー作『電子的迷宮/THX-1138:4EB』と被る部分が多く、そこに運命的な何か(フォース?!笑)を感じられるのが、一番の見所でもある。

参考
Blue Season • Short Film - SCI-FI-LONDON 48 Hour Film Challenge|Vimeo
https://vimeo.com/63567146?ref=em-share
(プロデューサーの公式アカウントで配信されている本編映像。) 
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