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武田くノ一忍法伝 千代女のssr701のレビュー・感想・評価

武田くノ一忍法伝 千代女(2015年製作の映画)
1.4
7月26日は国民的演歌歌手のさくらまやさんの
お誕生日です!
おめでとうございまーす!
お祝いの意味も込めまして
さくらゆらが出ている作品を見てみます(無関係)

さっそく冒頭から「刺激の強い性描写が含まれています」
というお断りのテロップが出るので
純情なボクは頬が熱くなって
ためらってしまいますが
ボクにはさくらまやさんをお祝いするという大義があります(ありません)
勇気やら何やらを振り絞っていざ視聴開始です!


(ネタバレあり&徒労感ありです)


「2012年度入社社員の中で一番カワイイ!!と誰もが認める新人女子社員 SOD 宣伝部 入社1年目 浅野えみ(22) 『私は絶対脱ぎません!!』と断言する新人女子社員の業務に6ヶ月完全密着!!仕事中に撮れた映像を勝手に緊急発売!!」
でデビューした浅野えみと
「新人!kawaii*専属デビュ→奇跡の逸材☆次世代アイドル誕生」
でデビューしたさくらゆらのW主演の作品です


これは…
けっこう生々しく血しぶきが出る作品なので
シン仮面ライダーに影響を与えた可能性もありますね…
何故なら!何故ならです!
タイトルにある「武田」は武田信玄のこと!
2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」で
武田信玄の幼少期を演じたのは
池松壮亮なのです!
な…なんだってーーーーー!(MMR)
感動をありがとうございました

~糸冬~

いかんいかん
めんどくさくていきなり終わってしまいました
(めんどうならやめればいいのに…)
ちなみにその2007年「風林火山」の
武田信玄役はなんとテレビドラマ初出演だった市川亀治郎です!
彼はこの時のことを「従兄の香川照之は
大河ドラマのスタッフさんを知ってるから、
1日付いてくれて各部署に頭を下げてくれた」
と後に振り返っています
…今もいろんなところで頭を下げているんだろうなあ…
とめどなく涙があふれて止まりませんが視聴続行です!


旅芸人の家族がクズの男どもに襲われ
若い娘(さくらゆら)は乱暴されてしまいます
普通のドラマなら寸前のところで助けが来ますが
これは残念ながらお色気作品なので
サービスカットとして弄ばれてしまいます
そして通りかかったくノ一の浅野えみに助けてもらい
ゆらちゃんは同行してくノ一として生きていくことになる…
というのがだいたいのストーリーです

このあとくノ一の訓練をする道場のようなところに行きます
彼女らは真剣にやってるようですがちょっと笑えます
戦いの稽古で
相手がフッと消えたのでキョロキョロしてると
後ろから現れて背中をトントンと叩かれ
振り返ると攻撃を受けてしまう…という
カンフー映画かドラゴンボールで見たような
展開も何だか微笑ましいです

ゆらちゃんがちょっとガニ股で短刀を振り回すのも
コントで志村けんが杖を振り回す姿を思い起こさせますし
いろいろとオマージュが隠された作品なのかもしれません

ところで戦国時代のこともあまり知らないし
時代劇もあまり見ないのでよくわからないのですが
武田信玄が結構ドスケベに描かれてるのですが
これは問題ないのでしょうか

それから仮にも時代劇なのに
戦闘シーンのBGMに
TBー303みたいなベース音が鳴りまくってるのも
ちょっと気になります

それどころか忍者がヌンチャクと三節棍まで使うので
おどろいたのですが
調べてみるとヌンチャクは
沖縄古武術が発祥という説もあって700年ほど前から
ヌンチャク(またはそれの起源となるもの)は
存在してたとのことです
あながち間違いではない…のかもしれません
ブルース・リーのイメージが強すぎるので
ちょっと意外でした
学びがある作品だなあ…

ついでに言うと三節棍は
「闘将ダイモス」の武器の「三竜棍」としても
知られていますので
庵野監督がダイモスと三節棍について調べるうちにこの作品に出会った…
と考えるのが自然で他に選択肢が見当たりませんネ!

というわけでシン仮面ライダーの
関連作品にこの映画が並ぶ日も近いかも?
そんな明日が来るのが
待ち遠しいボクなのでした
(よく寝たほうがいいぞ)
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