ただの映画好きな男

まともな男のただの映画好きな男のレビュー・感想・評価

まともな男(2015年製作の映画)
4.2
【まともな男】スイス製作、92分
原題:Nichts Passiert(何も起きてない)
全くノーマークだった作品ですが、試写会に当選したので、土曜日に一週間早く観てきました。

2016年、スイス映画賞で“最優秀賞脚本賞”を受賞。
映画監督・脚本家であるミヒャ・レビンスキー監督の日本初公開作品である。
試写会鑑賞後にトークイベントがあり、配給会社のカルチュアライフ(映像翻訳が専門)がこの脚本に惚れ、低予算ながらも何とか公開にありつけたそうです。ですが、上映館が圧倒的に少ないと切実に語ってました。
全国でも東京(K's Cinema 11/18~)と大阪(シネ・ヌーヴォ 12/9~)の2館のみで、かなりレアな作品です。
東京では、今週末の土曜日から公開されるにあたり、ミヒャ・レビンスキー監督が来日されトークイベントがあるそうです。

製作がスイスメインの映画は初で、ポスターも邦題も地味なので期待してなかったが、テンポも良く時間も短いのでかなり好きな作品でした♪
キャストの表情や心境の移り変わりが上手かったと思いました。
見終わったあとに語りたくなる作品でした!
ぜひ口コミで広まって、上映館が増えてほしいと思います。