人気コミックを「銀魂」「勇者ヨシヒコシリーズ」の福田雄一監督が映画化。
主演を山﨑賢人さん、ヒロインに橋本環奈さん、若手の人気俳優・吉沢亮さん、福田組のムロツヨシさん、佐藤二朗さんと勢いのある役者が勢揃いしています。主題歌は「ゆず」が担当するなど人気が出るのが分かる布陣で挑んでいます。
ギャグマンガを実写化しているのもあり、個性豊かなキャラクターが登場します。主人公の斉木楠雄は、超能力者で何でもできる人間だが普通の生活を送るため、何もしない。金髪のモヒカンで、劇中で「おふっ」を連発する燃堂 力。中二病でイケメンの海藤 瞬などマンガらしいユニークなばかり。
上映時間が97分なのもあり、テンポが良いです。物語としても文化祭を中心に描いているので、共感は得やすいと思います。
豪華な俳優陣であり、個性豊かな人物が登場しているのにも関わらず、胸に響かなかった。深夜ドラマで観たら、ゆるくて面白いんだろうな…という感じが強く、映画的な物語や演出はありませんでした。笑いのツボが合わなかったのもあり、久々に何も感じることのなかった作品でした。
