『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』『ペッピーノの百歩』のジョルダーナ監督が1960年代から現代までのイタリアの一家族を描いた、6時間を越す叙事詩。イタリアでは『1900年』の続編と言われた。フィレンツェの大洪水、トリノの学生運動、赤い旅団のテロなどを背景に、4人の子供たちが歩むそれぞれの道をイタリア全土で撮影。ニコラ役のルイジ・ロ・カーショ(『靴ひも』)が渾身の演技。母親役のアドリアーナ・アスティ(『革命前夜』)も懐かしい。2003年カンヌ映画祭批評家週間最優秀賞、欧州各地でヒットした。
大都会・ミラノに住む長男を頼りに、貧しい南部から移住してきたパロンディ家。次男・シモーネはプロボクサーを目指すが、娼婦のナディアに夢中になり、自らその才能を潰してしまう。一方、三男のロッコ…
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