うえうみ

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のうえうみのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

不思議な腕輪の持ち主を探して南極に行くのび太たち。 氷の下に眠る巨大都市遺跡を見つけ、腕輪が埋められた10万年前に向かったところ、腕輪の謎を追う少女たちと出会う。
(引用)
- - - - - - - - - - - - - - - - -
いつリングが凍ったか氷年代そくてい機で測る時、のび太がリトルナイトメアのように黄色いフードをキュッと絞ってて可愛らしかった
その日の夜、突然水中で氷に閉じ込められたドラえもんがのび太の目の前に現れる。ふと「お兄ちゃんは占いで氷に難あり!気をつけて!」との今朝言われたドラミちゃんの言葉を思い出す。だがこれはのび太の夢で起きてみるとピンピンとしたドラえもんが。
こんな不穏なシーンを抜け、リングの持ち主を探し出すため南極へ向かうドラえもん達。

楽譜に合わせて笛を吹くことで、ロープが変形するピーヒョロロープで犬ぞりを作り、ついに南極探索へ。ドラえもんが吹くと犬ぞりが出来たのに、ジャイアンが吹くと子ヤギのような形に変化していた。かわい

ここほれワイヤーで見つけた古代の巨大都市へ向かうため氷底探検車で氷の奥底へ
ここで氷漬けになった青いパオパオと出会う。この子が後々黄色のパオパオと同じ子と分かった時、幼かった私でも震えた。

ヒョーガヒョウガ星を救うため動き出したドラえもん達。
そこへ偽物のドラえもんが現れ、本物のドラえもんはのび太達が知らないところで鈴、ポケットを取られた上、手足を氷漬けされてしまう。
偽物のドラえもんが大きな石の遺跡へのび太達を引き寄せ、氷で串刺しにしようと企んでいるの知った本物のドラえもん。急いでのび太達へ伝えにいこうとするが、「ドラえもんが2人!?お前偽物か?」と信じて貰えない。
その上、本物は偽物に魔法か何かで口を塞がれ、ジャイアンとスネ夫の名前も言うことが出来ない。2人の名前も言えないから余計本人じゃないと疑われてしまう。
キラキラ目を輝かせ本物とアピールする偽物の後ろで、ボロボロになった弱々しい本物でもう泣ける。
誰にも信じて貰えず、本物がジャイアン達に氷漬けされそうになったその時、のび太が本物の目の前で庇うのだ
「鈴とポケットが違っても、僕には本物に見えるんだ」
「名前なんか言えなくたってドラえもんはドラえもんだよ」
思い出しただけで涙が零れる。このどっちが本物か分からなくても、ドラえもんを信じているのび太の純粋な心。劇場で見た時も、今日見た時も変わらず泣いてしまった、、私はこの二人の関係性が昔から大好きだ。

こののび太の言葉に怒った偽物が無理やり急速冷凍を取り上げ本物をのび太ごと凍らせようとする。その時、ドラえもんが身を呈してのび太を押し出し、守ったのだ。ドラえもんの髭が凍りつく。
このシーンでもっと泣いた。