TBSラジオ「たまむすび」町山さんのオススメで知った今作
今作では人間側が全くの一般人のため
武器も殆ど無く
特に銃器が無いことが斬新でもあり
そのため脳を撃てば活動停止するということが無く
格闘的な攻防は銃社会ではない日本にも通じる設定と感じ
電車物によくある車両を切り離したりしないのも現実味があった
またゾンビの動きが速く結構速く走るのも斬新であり
追い掛けられるためスピード感もありハラハラはするが
今作は特殊メイクや肉体損壊
臓器ドバッやグチャベチャ感は皆無で画面も明るくゾンビ系が苦手な人でも楽しめると思われた
そして何より主要キャラの設定が人情ドラマと思えるほどの王道のコテコテ感(笑)
だが終盤は難病物作品位にまんまと泣かされるのだから恐るべし
あの野球部カップルの彼氏に
「本当は好きだったよ～💦」とか
あの最悪親父の感染時に「これから娘の結婚式なんだ…」とか言いそうで言わせないのが良いバランスなんだろうが
もしソコを突かれたら大号泣・嗚咽物だったかも…(笑)
ゾンビの動きを表現するためコマ送りで撮影したのを早送りしているみたいなカクカク感が少し気になったが
電車に引かれる人間(ゾンビ)巨大ソリはアイディア賞(笑)でしょ～
余談ですが
鉄道業経験者としては
線路内は極力走るなが鉄則なのに
列車に向かって走る走る💦
レールは勿論
バラス(敷石)、枕木、犬釘、標識、ワイヤー類等々で躓いたら大怪我間違いなしのなか
ゆっくり動いて撮影して早送りしてるのか
撮影現場では
普通なら２～３人は骨折してるだろうとハラハラした(笑)
完全CGなのかもしれないが…
ラストも発表会に繋げる上手さ
在りそうで無かったゾンビ物を人情ドラマへ仕上げる素晴らしさとヤりきるパワー
やはり韓国映画は侮れない
