【新感染 ファイナル・エクスプレス】
新幹線内ゾンビパニックムービー！
オープニングのタイトルの入り方からラストまで見事なカメラ割りだった。
本作のゾンビはworld war Z系統の「速い&数の力を多用」という非オーソドックスゾンビスタイルなのだけど、その特徴と新幹線という環境が戦闘シーンとパンデミックを効果的に寄与しており、アイデアの勝利だと感じた！
本作の見せ所の一つである人間VSゾンビの戦闘シーンは『レイド』の閉所ゆえの限定された中でのアクション性と『哀しき獣』の牛骨ヒーローであるキム・ユンソクばりの活躍をするマ・ドンソク演じるサンファのおかげでアクション好きにもたまらない仕上！
ストーリーは登場人物のキャラがちゃんと機能してテーマであろうエゴと思いやりの因果応報がしっかり回収されておりました。
また、詳しく無いのだが、駅や電車、車両基地の撮り方や使い方にフェチズムを感じたのでおそらく監督は鉄ちゃんだと思うし、鉄ちゃんの方は上がる映画だと思いますよ！
クドクド書きましたが、ゾンビ好きもアクション好きも鉄道好きも楽しめる全方位的なエンタメ作品でございますよ！
