このレビューはネタバレを含みます
[マ・ドンソクが死ぬならもう無理では] 70点
気密空間にゾンビという絶望的な状況は、逆に絶望的すぎてドラマが生まれないので、基本的に電車や飛行機は移動手段、或いはステージの一つとして扱われることが多いと思うのだが、それを逆手に取ってゾンビで車両を分断したり、線路が使えなくなることで乗り換えイベントを発生させたりと盛り沢山で楽しい。それに、利己的な人物が主人公なのも、そいつが最後の方まで生き延びるのも珍しい気がするけど、それよりもマ・ドンソクが中盤で死んじゃう絶望感が凄すぎて最早笑えてくる。マ・ドンソクが死ぬなら私は5秒位で死んでる自信しかない。
列車の第一感染者がシム・ウンギョンと知って、また無駄な知識を増やしてしまったなどと思った。ということは前日譚のラストから着替えて列車に乗り込んだってこと？
