エルネスト・チェ・ゲバラに「エルネスト・メディコ」という戦地での名前をもらい、共に活動に参加した日系2世のボリビア人の革命家の自伝的作品。
オダギリジョーがオールスペイン語で熱演しています。
キューバの医学校に留学したフレディ前村は、故郷ボリビアのクーデターを知り、学業半ばでキューバ政府の革命支援隊に入る。
そのままいけば医者になれたのに、その道を捨ててまで反政府ゲリラ活動に身を投じたのは、故郷への愛と政府への怒り、自由への願い。
ボリビアの村人の密告行為については知ってたけど、今作を観たら村人の行動も仕方のないことだったことがわかった。
ゲバラもフレディも志半ばでこの世を去ったけどその精神は今も残されていると思う。
「核戦争に勝者などない」と言ったゲバラの言葉が印象的でした。