キェシロフスキが映画学校の学生時代に撮った短編。
バスツアーの途中に立ち寄った森でラジオから音楽をら流し、酒とタバコに興じる若者たちは湖に空き瓶をポイ捨てするマナーのよろしくない連中で、バイクで旅をするカップルが落としたテントを拾い、それを返すのと引き換えに彼女にバスに乗ることを求めます。
緊張が走る瞬間なのですが、そこに至るまでが冗長で、クライマックスであるその瞬間においてもうまく盛り上がりを作れているとは思えません。
そこからの唐突な幕引きや、走り去るバイクをとらえたラストカットは悪くなかったですが、全体的に屋外ロケにおけるカメラワークもぎこちなく、習作の域を出ていませんでした。

(言葉の壁は…大きいな…笑…。ポーランドって…何語？…笑)

登場するのは…

視線だけで会話が出来るカップル…♡
態度が横柄で、下品なグループ…(怒)
…(このグループがやっている事、
イライラした…)

とても「シリアス」な場面、出来事が…起こっている(はず…)

そういう時にも…ラジオから聴こえてくるのは…「音楽」…(…タイトルは、この「ラジオ番組」のことだと…思う…)

「ラジオ」って…
「聴いている人」が…「今、どういう状況か」…分からないものね…

「そこを」…敢えて狙ったのかな…と…
私は思う…

ラストは…ホッと…♡
バイクで颯爽と去っていくカップル…♡
幸あれ…♡

(横柄グループは…どうなるのか…
知らなくて良いや…笑)

YouTubeにて鑑賞…☆

原題+1967で検索…♪

…さて…
実家周りの準備…始めよう…♡
エンジョイ〜(o^^o)

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キェシロフスキがウッチ映画学校で制作したポーランドのヒット曲に合わせたロードムービー。

ポーランドのプシェブス近郊の森でピクニックをする若者たち。 タバコを吸って酒を飲み、音楽を聴きゴミを投げ捨てツアーバスで出発する会社員の男たちと、その中に1人疎外感を感じているメガネのオタク男、バイクで出発する若いカップルの姿が映し出される。

カップルは途中でテントを落として失くす。それを拾うバスの運転手。その中に自分の身分証明書があると少女は言うが、バスで休憩していた運転手はテントと引き換えに少女との旅を要求する。ニヤニヤする下卑た男たち。少女は同意し、彼らと一緒にバスに乗って出発する。少年が自分のポケットを探ると、彼女の身分証明書を見つける。

彼は取引を無効にし、またカップルは出発する。オタクの男はボールを蹴って喜ぶ。小型のラジオを片手に、もう片方は牛の綱を引いている男をバイクが追い越していく。心なしか笑顔があふれる。ラジオからピョートル・シュテパニクの「Never Again」が流れていく…。

カップルはキェシロフスキが街で偶然に出会ったワルシャワの高校生らしい。彼らの行動は倫理的に堕落しているように見えるが、共産主義下のポーランドでは日常茶飯事の事であるのか罪の意識がなく彼女もポーカーフェイスで気にしているように思えない。そして清々しい自由への息吹を感じる。