ちろる

ハーメルンの笛吹のちろるのレビュー・感想・評価

ハーメルンの笛吹(1933年製作の映画)
3.4
街にネズミ🐀が大量発生し、食事も何もかもを奪い去ってく事態に。

状況に悩んだ王様はこの未曾有の大災害を救える者に金銀硬貨を与えると発令。

どこからともなくとある笛吹きがやってきて、その男が笛を吹くとネズミがそこらじゅうから出てきて城外へ逃げ出してしまった。

みんなハッピー、そして笛吹きも当然報酬がもらえると思ったのに、ケチな王様は「笛を吹いただけだし」と硬貨一枚を投げ出して終わり、さぁ、怒った笛吹きは・・・

これ、子供の時にオーディオ絵本かなんかで聞いてめちゃくちゃ怖かった童話。
連れ去られた子供たちは一体どこに行ったのか、笛吹きの正体はなんなのか、色々深く考えるとホラーですが、こちらのディズニー版では、それらの謎を少しでも排除するように台詞や映像で補ってる。
中でも松葉杖の男の子、私が観た絵本版では取り残されてしまう悲しい切ない結末だったのですが、このディズニー版では、一緒について行ってしかも足が!
大人へのいくつかの教訓があるものの子供にとってはちょっと楽しそうな結末でホッとしました。
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