映画を通して「地域」を知る
外務省主催の中央アジア+日本のイベントの一貫、夜の東大にて鑑賞
"カインとアベルのストーリーをキルギスの広大な地で墓石の採石をする兄弟の物語に置き換えた"作品
壮大な自然と躍動感
カメラワークが素晴らしい
鏡、芦、風車、火搔きのカットが秀逸でした
女性監督なのと相関関係にあるかはわからないけど、言葉ではなく表情での描写が丁寧でとても良かった
キルギスは、床座の文化を持つ国
ローテーブルにクロスを掛けて、クッションに正座なのですね
簡素な白い石壁の家、ナンを作る屋外の調理機器
そんな質素な田舎の生活に彩りを与える
スカーフの大きな花柄、ネッカチーフの小花柄、大胆な模様のスカート、バラの髪飾り、素朴なりんごとfrancfrancのような色合いの紫のカゴ
女性の身につけるファブリックが風景なのですね
赤や紫、水色と白がきれいでした
暗いけど、引き込まれた最高の時間