アマプラで見つけた日本未公開作品。
主演はダニエル・デイ=ルイス。
何だか不思議な異質な映画だったなぁ。
娘を愛してやまない父。
父の恋人に激しく嫉妬する娘。
その危うい関係。
共存?いやこれは…ダダ漏れやろ。
自由奔放に気持ちのまま突き進む娘に対し、ギリギリの所で自分の気持ちを抑え神に侘びる父。
駄目なんだけど…いやほんと駄目なんだけど、父と娘の難しい関係性を曖昧に描いているのが巧いからか、なんだかせつない。
ダニエル・デイ=ルイスがカッコ良過ぎて、親子じゃなければ全然お似合いだし。
お花やポストカードとか小道具が効いてて(マムシまでも!)それも含めて結構好みの映画だった。
しかしラストのラストは要らない気がする。
音楽の使い方も狙い過ぎる感。
その音楽に、どっぷりハマってしまった私は思うツボだが。