ダニエル・デイ＝ルイスは世界最高精度の俳優であることは改めて確信できたけど、この感じの映画に出ちゃうのは勿体なかったなぁ...まぁ奥さんの映画だからしょうがないか...。
孤島に暮らす父と娘の話。父が新たにバツイチ女とその2人の息子を招き入れたりするけど、静かすぎるし展開が最後までハネなかった印象。
唯一の収穫は、ダニエルとポール・ダノが今作で既に共演していて、しかもポールが銃で殺されかけるシーンまであったこと。
おそらくポール・トーマス・アンダーソンはこの共演をみて「貸してみっ、こうやんだよ」つって『ゼアウィルビーブラッド』を撮り上げ、あの2人に血で血を洗う争いをさせレベッカミラーを黙らせたのだろう、という勝手なモーソー。
それにしても、ポール・ダノ、映画で何回殺されたり殺されかけてんのよ。あまりにもかわいそう。最高だけど。
