ドキュメンタリーとしてめちゃくちゃ好き
監督の、街やそこに住む人々への愛が溢れた映像。ありのままを見事に切り取っているのに、とてつもなく映画的な魔法みたいな映像。
ぼんやり眺めていると、生活する…
香水屋夫婦の絶妙な空気感が印象的
初期肖像写真の、職業と人が一体になってたイメージを彷彿とさせる
バストショットで仕事道具といっしょにカメラ目線みたいなのはそう
マジシャンの台詞回しとショットが対応…
映画の中のパリは洒落てるけれど、1970年代の日本とそう変わらないパリもあったんだと新鮮だった。
お客さんは笑顔で挨拶しながらお店に入ってこないし、お店は雑然としてるし、女性の髪の毛はバサバサだし…
パリの解像度がまだ高く残っているうちに観れて良かった。
ほとんどの場合ドキュメンタリーといえど目の前にカメラがあれば撮られていることを意識した、どうしても自然ではない人間の動きがそこに残るのだけれ…
働くことは、まやかしでも夢でも希望でもない。実直に生きてより幸福に暮らすということ。それ以上も以下もない姿がとても気持ちよかったし、なんだか子どもの頃の家の近くのお店やそこで働いていた人たちを思い出…
>>続きを読むアニエス・ヴァルダのドキュメンタリー、1975年。
2K修復版。
モンパルナス、ダゲール街の小売店とそこに出入りする人々。時々ヴァルダのナレーション入り。
〝忘れられた在庫たち“(アニエス曰く私…
ヴァルダの幻術をとくとご覧あれ。
何一つ事件が起きないただの日常。そういうドキュメンタリー大好物。俺が知らないだけかもしれないけど、ありそうで意外とない。こういうの観ると心が温まる。心が冷え切った…
🌙2023.11.07_23-179
アニエス・ヴァルダ監督が68年間住んだ
パリ14区のダゲール通り
凄く好きなドキュメンタリーだった
1人を追いかけるのではなく
あくまでも街のドキュメンタリ…
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