天パーマン

ダゲール街の人々の天パーマンのレビュー・感想・評価

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)
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日本には「餅は餅屋」ということわざがありますが、今日では餅はスーパー、肉もスーパー、そしてパンもスーパーで買いますので全てがひとつの場所に収束してしまう。
この作品には街のお店が機能していた時代ならではの風情があるため、家の付近という狭い範囲で撮影したにも関わらず流動的に人が入れ替わり立ち替わり現れる。

ドキュメンタリーとはここまで現実を作品にできるものなのかと驚きました。監督自身がこの土地に馴染んだ結果、他のドキュメンタリー作品とは人々との距離感が近づきこのような映像が撮られたのかなど想像が膨らむ面白い作品でした。
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