ドント

ホワイト・バレットのドントのレビュー・感想・評価

ホワイト・バレット(2016年製作の映画)
4.1
2016年。すげぇー。ジョニー・トーすげぇー。腕は確かだが自信過剰気味な女外科医のいる病院に運ばれてきた頭を撃たれた強盗犯、それに張り付く刑事たち。
病院から出ない85分の超タイトな仕上がりながらいつものかっこよすぎる配置構図、リアルな病院内の描写、地味にキャラが際立った登場人物たちの物語、スリリングな駆け引きと押し引き、そしてそれらをものすごい力でブッ壊すクライマックスの観たこともない、サブくなるギリギリ一歩手前にクールな銃撃戦with音楽。
なんというか明らかに全体としてバランスがおかしいのだが、有無を言わさずねじ伏せられる。この気持ちよさったらない。珍作怪作の範疇に入るだろうけど、まぁすごい一本。
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