ジョニートーワールドに笑ってしまった。
手術ミスのプレッシャーに疲労困憊する女医(ヴィッキー・チャオ)
警部に頭を撃たれたが手術を拒否する強盗団の男(ウォレス・チョン)
その男を撃ち病室で常に…
このレビューはネタバレを含みます
新年一発目の鑑賞がジョニー・トー作品で良かった。人命を扱う病棟が舞台となり、個人的には『奪命金』ほどには葛藤にリアリティが感じられなかったものの、哲学がぶつかり合う時には骨と骨の衝突音が聞こえてくる…
>>続きを読むシネマート心斎橋にて鑑賞
この物語の発端をあまり語らないことによる緊張感と、ほぼ密室的な環境による緊迫感を狙ったんだと思うけど、どうも全体的に説明不足というかなんというか。それで結局は人の描写だけが…
今年最初の1本。ハラハラと手に汗を握り、クスクスと笑いを噛み殺しながらの80分だった。クライマックスの悪い冗談としか思えない壮絶なアクションシーンに『キングスマン』を思い出したが、しかし『キングスマ…
>>続きを読むジョニートーを映画館で見るのは久しぶり。毒戦以来かな。
結果、ジョニートー印満載の作品だった。サスペンスであり、ブラックコメディであり、群像劇チックでもある。ちょっと奪命金と同じテイストを感じたか…
人物描写や各々の関係性を軸に、病院という限定された空間において同時的に進行し、交わったり交わらなかったりしながら累積されていくそれぞれの物語が、クライマックスの銃撃戦によって押し並べて同一地平に集積…
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