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女の坂のmingoのレビュー・感想・評価

女の坂(1960年製作の映画)
3.9
夜の女たちシリーズ良い加減飽きてきたけど吉村先生監督作だから許せるしもっと観たい。パンツルックでオート三輪を颯爽と運転する現代っ子岡田茉莉子のかわるがわる衣装はヘップバーンみたいで可愛すぎ、マリコファンは必見作か。そのマリコ様の唇を奪う佐田啓二が終盤の大事なキスシーンで薄目を開けてたのが気持ち悪すぎてそこまで観てた人いる?佐田の本性が垣間見えた気がする、、、岡田茉莉子は若いから年上に憧れや恋心を寄せるのはわかるけど母親の元カレ(画家役の佐田啓二)が「何を描いてもあなたに似てしまう」と言うのも気持ち悪いしおまえ何歳だよと思う。「背徳のメス」同様に高千穂ひづるがここでもピリリと辛いナイス脇役を演じている。何より京都駅で別れるとき電車の窓が開かなくて窓ガラスに指文字を書くマリコ様にはキュン死にした。
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