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コーラスのpluviaのレビュー・感想・評価

コーラス(1982年製作の映画)
4.1
イランのアッバス・キアロスタミ監督の、Filmarksに作品が登録されてない 『Zang-e Tafrih』『Gozaresh』『Dow Rahehal Baraye yek Massaleh 』『Rangha』(1978年以前制作)と、本作(1982年制作)を挟んで、『友達のうちはどこ?』『オリーブの林をぬけて』などを見てきました。

イラン革命後で1979年に近めのキアロスタミ監督作品の中で見つけられたのが本作でした。
革命前 → イランイラク戦争中(ホメイニー最高指導者の時期) → その後〜現代、と分けて見ると様々感じるところがあります。

イラン革命の頃に既に生まれていた方ならば何か空気の差を知っているのかもしれませんが、歴史として知った私はもう少し軽く考えていました…。
映画やドキュメンタリーも子供のフィルターを通すと和らいで、世界共通ってあるよねと感じてきたのですが、キアロスタミ監督の作風の変化を追ってそれを目の当たりにすると衝撃を受けました。

ショートフィルムの物語は。
おじいさんは音が聴こえずに馬と事故になりそうになる。補聴器を装着したり外したりしながら、おじいさんはその後、街を歩いて自宅へ戻り…。

(画質が悪いのかこういう撮り方をしたのか不明です。)
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