このレビューはネタバレを含みます
友情と裏切りと愛国心と誠実さと高潔さと…
タイトルはジュリアス・シーザーでも主人公はブルータスなのね。
シーザーの殺し方が雑だしユルくてちょっと笑ってしまった。
その後のブルータスとアントニーの演説はどちらもとても良かったんだけど、それを聞いて簡単に扇動される民衆には頭を抱える。いつの時代も変わらん…
負けを予告するように、シーザーの「亡霊」が現れるのはとてもそれっぽい。
フィリッパの戦いに負けてブルータスは自害(従者の手を借りてるけど1人でできたでしょ…)。
アントニーがその高潔さを称えて葬儀を〜、って言って終わりなのは、「そこで終わり?!」となった。
ブルータスのお話だからいいのか?
この後の政治への不安が残る終わり方だなあと。
ブルータスのお話に感情が入り切っていない証拠…?(笑)