漫画『センゴク』シリーズが好きなのと、最近信長の野望をやってたので、人物とか背景がわかってたので相当面白かったです！事前にWikipediaとか読んでおくと理解が進むかもしれません。
石田三成は一般的は悪役っぽく描かれてる印象が多いんですが、今作は自分だったら石田側に着いちゃうなー、と思わせるほどの聖人。ただ、やはり圧倒的に運とカリスマ性がないので、ヨミが全部悪い方向に行ってしまい、ただただ可哀想でしかありません…。
その中で、本作ならではの要素としては有村架純さん演じる隠密・初芽の存在と、関ヶ原における裏切り者でありキーマンの小早川秀明の脚色。ここら辺がしっかりエンタメだったので、2時間半というやや長尺でもしっかり楽しめました。
ほぼ半日で終わってしまった関ヶ原の戦いですが、それまでの駆け引きとか徳川・石田の腹の探り合い、その細かい一つ一つがもし違う選択だったなら、時代も大きく変わってたのかなと思うと、中々感慨深いですね。
