日本中の人に知り尽くされている結末。
そのうえ、みんなが読んでる司馬遼太郎原作と謳ってどうすんだ?
でも心配は、スタート10分で吹っ飛んだ(^^)
秀次絡みで、初芽(有村架純)というヒロインが設定されるとこまでは想定内だったけど、彼女の出自、属性が(TT)
秀吉とのやりとり含め、三成の人間としての純粋さを引き立てる見事な設定!
この作品で家康以外の悪役を挙げるとしたら、寧々だわな。
そして想定外の究極が小早川秀秋。
現実はまさに、このとおりだったかもしれない。
現代のサラリーマン社会、企業経営に鑑みてもリアル。
戦場シーンにドローンの撮影、これも想定してたけど、島左近たちが、東軍にズタズタにされるシーンは壮絶!
福島正則は大嫌い(これは司馬遼太郎原作に忠実)!
映像の迫力、泣けたぞ!
史実の範囲内で、製作者の創造力を最大限に発揮させた名作。
NHK大河ドラマ「真田丸」の最終回でテレビの限界を感じたけど、やはりこういうのは映画。
ありがとうございました。